防衛省・自衛隊は見学できる
「防衛省・自衛隊」というと、ちょっと怖いイメージがありますし、ほとんどの人はなじみが薄いでしょう。
ましてや、自衛隊の施設に入ったことがある人となると、ほんの一握りだと思います。
そんなちょっと距離がある自衛隊ですが、実は陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊にはそれぞれ広報施設があって見学ができるのです。
それも内容がとても充実していて、観光スポット、レジャースポットとしてかなり楽しめます。
しかも、全て無料です!
これは行かない手はないでしょう。
また、自衛隊の各駐屯地・基地も見学することができます。
そこで自衛隊で見学できる広報施設をご紹介したいと思います。
陸上自衛隊広報センター りっくんらんど(東京都)
http://www.mod.go.jp/gsdf/eae/prcenter/
「陸上自衛隊広報センター りっくんらんど」は、朝霞駐屯地にある陸上自衛隊の博物館です。
2010年7月に来館者100万人を達成した人気の観光スポットになっています。
実物の戦車や対戦車ヘリコプターなどが展示されています。
3Dシアター、シミュレータや迷彩服や防弾チョッキやリュックを試着装着できる服装体験コーナー・装備体験コーナーなどもあります。
入館料は無料です。
また、単に展示品を見たり体験コーナーを試着したりするだけでなく、実に多種多彩なイベントが頻繁に行われています。
2016年12月だけでも、音楽コンサート、缶バッジ作製体験イベント、90式戦車の車長席を開放、ウィンターコンサート、ヘリコプター体験搭乗イベント、クリスマスコンサート、年末特別感謝イベントなどが開催されています。
お土産店もあり、ここでしか買えない自衛隊オリジナルグッズを買ることができます。
東京都練馬区大泉学園町9丁目4番
03-3924-4176
開館時間:10:00~17:00
休館日:月曜日及び第4火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
入館料:無料
海上自衛隊呉史料館 てつのくじら館(広島県)
http://www.jmsdf-kure-museum.go.jp/
「海上自衛隊呉史料館 てつのくじら館」は、広島県呉市にある海上自衛隊の広報を目的とした施設です。
一番の見どころは、野外展示されている実物の潜水艦。
これだけでも一見の価値があります。
入館料は無料です。
てつのくじら館オリジナルグッズ、自衛隊グッズが変えるSHOP、あきしお第10代艦長認定の「あきしおカレー」などオリジナルメニューが食べられるCAFEがあります。
広島県呉市宝町5番32号
0823-21-6111
開館時間:9:00~17:00
休館日:火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始
入館料:無料
海上自衛隊佐世保させぼ史料館セイルタワー(長崎県)
http://www.mod.go.jp/msdf/sasebo/5_museum/index.html
「海上自衛隊佐世保させぼ史料館セイルタワー」は、長崎県佐世保市にある海上自衛隊及び大日本帝国海軍に関する史料館です。
入館料は無料です。
旧日本海軍・佐世保鎮守府時代から海上自衛隊まで資料のうち、約1,300点を常設展示しています。
長崎県佐世保市上町8-1
0956-22-3040
開館時間:9:30~17:00
休館日:毎月第3木曜日、年末年始
入館料:無料
航空自衛隊浜松広報館エアーパーク(静岡県)
http://www.mod.go.jp/asdf/airpark/
「航空自衛隊浜松広報館エアーパーク」は、静岡県浜松市にある航空自衛隊の広報施設です。
航空自衛隊が実際に使用したF-1支援戦闘機を始めとした航空機(19機)を中心に展示しているのが目玉。
しかも、一部の航空機は操縦席への着座も出来ます。
入館料は無料です。
他にも、航空自衛隊のパイロットが使用しているフライトスーツ・ヘルメット等の体験試着ができたり、フライトシミュレーターなどもあります。
飛行機好きにはたまらない施設です。
売店や喫茶店もあります。
静岡県浜松市西区西山町無番地
053-472-1121
開館時間:9:00~16:00
休館日:月曜日・毎月の最終火曜日および3月第2週の火曜日~木曜日、年末年始、臨時閉館
入館料:無料
他にも、市ヶ谷地区内に所在する庁舎や極東国際軍事裁判(東京裁判)の法廷となった大講堂などを移設・復元した市ヶ谷記念館を観光できる「市ヶ谷台ツアー」などもあります。
http://www.mod.go.jp/j/publication/events/ichigaya/tour/index.html
まとめ
自衛隊は、一般の市民にとって非日常の世界。
陸上・海上・航空の各自衛隊の広報施設が無料で楽しめます。
場所も東京、静岡、広島、長崎と全国に散らばっていますので、お近くに行った際には遊びに行ってみませんか?