お遍路代行 ー代理参拝は江戸時代から続く風習ー

お遍路とは?

お遍路とは、空海(弘法大師)ゆかりの四国八十八箇所の霊場を巡礼すること。
巡礼者のことを「お遍路さん」と呼びます。

江戸時代から始まったもので、現代まで続いています。

八十八箇所の全長は1,100~1,400km程で、徒歩でお遍路をすると約40日、自動車やバスを利用した場合8~10日程度、高速道路などを利用すると約5日で1巡することができます。

お遍路代行とは?

四国八十八箇所を巡るお遍路は、時間とお金がかかります。

また場所が四国ということもあり、四国に住んでいて仕事を定年退職しているなどして時間的に余裕がある人なら気軽な気持ちでお遍路をすることができるでしょうが、そうでない人はそう簡単には四国八十八箇所を巡ることはできません。

やりたいと思っても時間や体力などがネックになり、なかなかできない人が多いということで注目されるようになったのが「お遍路代行」です。

お遍路代行とは、お遍路をしたいけれどできない人に代わって、お遍路さんとして四国八十八箇所を巡るお遍路をすることです。

依頼主の願い祈りを持って、代理参拝します。

お遍路代行を副業にする

近年、このお遍路代行業者が増えています。
企業として行っているところもあれば、個人で請け負って副業としてやっている人もいます。

では気になる報酬はどれくらいでしょうか?
企業と個人では、かなり差があります。
また、徒歩でのお遍路と車を利用してのお遍路でも大きな差があります。

だいたいの相場は約20万円~50万円くらいです。

ではお遍路代行を副業にするにはどうすればいいのか?

お遍路代行を今現在、企業や個人でやっているサイトが複数ありますが、常時お遍路さんの募集をしているところはありません。

そこで、自分でサイトを立ち上げるのが近道です。

ホームページを自分で作れるなら自分で作れば費用はかかりません。
ホームページを作る知識や技術がないのならホームページ制作会社に依頼すればいいでしょう。
ホームページ制作会社の料金はピンキリですが、格安業者なら3~4万円程度で作ってくれますので、いずれにしても自分でサイトを立ち上げましょう。

後は依頼を待つだけです。

四国八十八箇所を巡るお遍路代行を副業にする場合、最も注意しなければいけないは時間がかかるということです。

ですから、遠距離に住んでいる人が副業にするのはかなり難しいでしょう。
ベストは四国に住んでいる人。

四国に住んでいて、1回の依頼で5~40日の時間を確実に確保できる人なら、1回で20~50万円の報酬になるお遍路代行は有力な副業になります。

まとめ

今、流行している代行ビジネス。

四国に住んでいて長期間の時間を確保できる人におすすめなのが、お遍路代行です。