民泊とは?
民泊とは、旅館業の許可を得ていない一般の民家や空き家・空室などを宿泊施設として貸し出すことです。
民宿とも言います。
東京オリンピックに向け、訪日外国人旅行者が今後益々増えていくことが予想されていますので、ホテル等の宿泊施設の予約を取りにくい状況で、受け皿として需要が増えるのは確実です。
政府も2020年の訪日外国人観光客の目標値を従来の2,000万人から、4,000万人と倍に上方修正するほど、訪日外国人観光客は増えているのが実情です。
ですから、今後「民泊」というビジネスは間違いなく稼げるビジネスになります。
本業としてはもちろんですが、副業、副収入として空いた部屋を貸すという人が増えていくでしょう。
民家に宿泊者と泊め対価を受け取るというのは、ホテル・旅館業と賃貸業の中間のグレーゾーンだったのですが、2016年4月に法整備され、認定制の民泊がスタートしました。
民泊のシステム
「民泊」という特別な言葉になっていますが、要は部屋を貸すという賃貸業です。
ノーマルなのは、空いた部屋を仲介サイトに登録することです。
流れは次のようになります。
①部屋の持ち主(ホスト)が仲介サイトに空いた部屋を登録する
↓
②仲介サイトが物件情報をアップする
↓
③宿泊者(ゲスト)が予約する
ホストは仲介サイトに手数料を払い、宿泊者が宿泊料金を仲介サイトに支払った後、ホストは仲介サイトから宿泊料を受け取るというシステムになっています。
民泊で稼ぐためのポイント
民泊をビジネスとしてやる、例えば東京都心のワンルームを民泊用に借り、その部屋を民泊用の宿泊場所として貸し出す。
これを数か所で行うことで、毎月まとまった金額の収入を得ることも可能です。
しかし、このように本格的なビジネスとしてやるのは、資金も必要ですし、稼働率が低く収益が少なくなるなどのリスクも当然あります。
ここでは、リスクがほとんどない自分の家の空いた部屋を民泊用に貸し出す上での、民泊成功のポイントを見ていきます。
すでにある部屋を貸し出すのは、新たに家賃が必要ありませんし、仮に借りる人いなくても損をしないという点で、今すぐできる副業です。
●ニーズに合った部屋にする
借りる人のニーズに合っていない部屋だとなかなか借り手がつきません。
特に外国人観光客をターゲットにした場合、外国人が借りたいような部屋にすることが大事です。
外国人と言っても人種は様々ですから、当然好みも違います。
まずはターゲットを決め、部屋の内装や家具などの備品を揃えましょう。
●トラブル対策をする
宿泊者、特に外国人宿泊者とのトラブルを回避するために部屋の利用のルールを文章にしておくことが大事です。
駅や空港からのアクセス、部屋近隣の飲食店、禁煙など部屋利用の禁止事項(ハウスルール)を英文で用意します。
また、民泊のトラブルで多いのが不特定多数の外国人が出入りすることにより、近隣住民の不信感です。
賃貸物件の場合は大家の許可は当然必要ですし、近隣の理解を事前に得ることも必要です。
●仲介サイトに登録する
民泊の仲介サイトに中でおすすめなのは、なんといっても「Airbnb」です。
Airbnb(エアビーアンドビー)は、宿泊施設・民宿を貸し出す人向けのウェブサイトで、世界192か国の33,000の都市で80万以上の宿を提供している民泊最大手サイトです。
民泊を始めるのならAirbnbを利用しましょう。
貸し出す部屋の準備が終わったらAirbnbに登録します。
全ての登録手続きがネット上で完了しますので、とても簡単で便利です。
Airbnbは利用者、閲覧者がとにかく多いので、登録したとたん予約が入ることもあります。
まとめ
2020年の東京オリンピックに向け、外国人観光客への需要が急増するのが民泊。
立地やロケーションが良い貸し出せる部屋があるなら、低リスクで始めることができる副業が民泊です。
一つの部屋で月10万円の副収入も可能です。
民泊で稼ぎましょう!