エラーコイン ー1円玉が100万円以上になることもあるー

エラーコインが280万円で落札された!

副業とはちょっと意味合いが違いますが、副収入を得る手段の1つとしてご紹介させて頂きます。

「エラーコイン」をご存じでしょうか?

エラーコインとは、刻印の二度打ちや穴開き硬貨の場合の穴ずれや穴がないなど、失敗した硬貨の総称のことです。
硬貨だけではなく紙幣も同様で、エラーがある紙幣もあります。
このようなエラーの硬貨、紙幣はマニア、収集家の間で高値で取引されています。

希少性が高く珍しいものほど高価になり、2014年にネットオークションサイト「ヤフオク!」でたった1枚の1円玉のエラーコインが280万円で落札され大きな話題になりました。
それがこれです。

エラーコイン

エラーコインが280万円で落札

確かに1円硬貨の原型をとどめておらず、素人目にも希少性が高いことが分かります。

エラーコインの偽造品に注意、エラーコインの見つけ方


エラーコインが高価で売れるということが分かるようになったことで偽造のエラーコインが作られるようになり、ネットオークションに出品されるエラーコインの中にも、偽造エラーコインが出品されることがあります。
残念ながら素人には本物と偽物を見分けるのは難しく、専門家に鑑定してもらわないと見分けがつきません。

本物のエラーコインは、高値で取引されています。
そこでやってみる価値がある、今すぐできる副業があります。
副業という言葉が妥当かどうかは横に置いておくとして、エラーコインが1枚でもあれば、それが高値で売れる可能性があるわけですから、探さない手はありません。

エラーコインの見つけ方に特別な方法はありません。
まずは今すぐ財布の中の硬貨を確認しましょう。
硬貨の次は紙幣を確認します。
もし自分や家族が小銭貯金をしているなら、その硬貨も確認しましょう。

そしてこれを習慣化するのです。
自販機のおつりや買物をしておつりをもらい新たに硬貨や紙幣が手に入ったら、その都度確認するようにします。
継続して行う、それが「副業」ということになるわけです。
なにしろ、1円が280万円になることもあるわけですから。

この副業をしていく中で、エラーコイン、エラー紙幣を発見したら儲け物です。
エラーコインを発見したら、コインショップに行き、鑑定してもらいましょう。

コインショップはエラーコインの買取りをしていますので、本物なら数万、数十万円で買い取ってくれることもあります。
コインショップで売らずに「ヤフオク!」に出品するのもいいでしょう。

エラーコインの種類

・穴ずれコイン

エラーコインの定番。
穴が空いているコインの5円玉・50円玉の穴がズレて製造されたコインです。
穴ズレコインは、ズレが大きいほど価値が上がります。
逆にほんのちょっとのズレの場合だと、あまり価値がつかない場合もあります。

・穴なしコイン

これも穴が空いているコインのみなので5円玉・50円玉です。
本来空いている中央の穴が、鋳造ミスで空いていないコインです。
昭和50年のものが多いので、昭和50年以外の穴なしコインはかなり価値があります。

・角度ずれコイン

コインの表と裏の模様の角度がズレているコインです。
角度のズレが大きいほど価値があり、15度以下のズレだと評価されないことがあります。

・刻印ずれコイン

コインの円形からズレて製造されたコインです。
角度のズレが大きいほど価値があります。
数は少ないので価値があります。

・影打ちエラーコイン

一度プレスしたコインの上に別のコインが重なって刻印されて製造されたコインです。
両面共に同じ模様になったものなどです。

・裏写りエラーコイン

コインの片面に反対面の模様が重なって刻印されて製造されたコインです。
はっきりと見えるほど価値が高くなります。

・ヘゲエラー

素材不良でコインがめくれて製造されたコインです。
珍しい割にそれほど人気があるエラーではありません。

以上のエラーコイン以外にもあります。
いずれにしても、珍しいものであればあるほど、エラーの程度が大きければ大きいほど価値が出ます。

正常なコインではないエラーコインを見つけたら、まずはコインショップなどの専門家に鑑定してもらいましょう。

まとめ

最近は偽造品が多く出回っていますので、すぐにヤフオク!などのオークションサイトなどに出品し、後から偽造品だったことが分かると、トラブルになりますから要注意です。

エラーコインを見つけたら、専門家に鑑定してもらいましょう。
本物のエラーコインだった場合、数万、数十万、モノによっては100万円以上で売れる場合もあります。

一昔前に「ギザ十」という言葉が流行ったことがありました。
ギザありの10円玉のことで、厳密にはエラーコインではありませんが、昭和26年から昭和33年の間に発行された10円玉で美品で50円程度で買い取ってもらえるそうです。

日頃から、硬貨・紙幣のエラーを確認するクセをつけましょう。