クラウドファンディングとは?
クラウドファンディングとは、クラウド(crowd)は大衆の意味で、大衆・群衆から資金調達することです。
資金がない個人・団体が自分がやりたいプロジェクトに対して、ソーシャルメディアをはじめインターネット上で企画内容と必要な金額を提示し、支援を呼びかける方法です。
2008年にアメリカで誕生し、現在は日本でも普及してきています。
従来は、何かやりたいことがあっても資金がないときには、事業計画書を作り銀行から融資を受けるために奔走するということになりがちでしたが、そうはいっても簡単に銀行がお金を出してくれるわけではありません。
かといって、家族や友人にお金を出してもらうのは抵抗がある・・・
資金がなくて起業を諦めた人は数多くいるでしょう。
そんな人にとって最高のシステムが、クラウドファンディングです。
また資金集めということだけでなく、銀行から融資を受けるためには色々を用意しなければいけないものがあります。
事業計画書はもちろん、担保も用意しなければいけませんし、保証人も必要ですし、何より銀行からの融資は借りているだけですから当然返済しなければいけません。
しかし、クラウドファンディングはこれから一切が必要ありません。
「事業計画書」「担保」「保証人」「返済」が必要ないのが、クラウドファンディングです。
クラウドファンディングで本当にお金が集まるのか?
クラウドファンディングが画期的なシステムであることは分かった、でも本当にお金が集まるのか疑問だという人もいるでしょう。
もちろん、資金が集まらない企画もありますが、『え!?こんな企画にこんなお金が集まるの?』と驚く企画もあります。
その企画がどんな奇抜なものでも、ニッチでマニアックなものでも、それを面白い、応援したいと思ってくれて資金を出してくれるケースが沢山あります。
例えば、「日本一踊れるデブのポーズ写真集」という企画は30万円の資金が集まり商品化されたり、「ポテトサラダを作る」というただこれだけの企画に500万円以上集まった事例もあります。
クラウドファンディングで成功するためのポイント
ではどうすればクラウドファンディングで多くの資金を集めることができるのか?
1,魅力的なリターン
支援してくれた人に対してどんなお返しをするか。
例えば、500円なら「サンキューメール」、1,000円なら「直筆の手紙」、5,000円なら「商品」など、支援者が喜ぶリターンを用意することです。
2,共感を得る
ある意味、これがクラウドファンディングで成功するキモでしょう。
この企画は面白い、この人は是非とも応援したいと思わせることができるか否かで集まる金額が大差になります。
何故この企画を実現したいのか、その理由や背景などが伝わることが大事です。
3,宣伝方法
ただ単にクラウドファンディングサイトに登録するだけでは弱いです。
何しろクラウドファンディングサイトは数多くありますし、企画も数えきれないほどありますから埋もれてしまったら元も子もありません。
そこで、SNSなどを使って宣伝、告知をすることが必要です。
クラウドファンディングサイト
クラウドファンディングサイトは多くありますが、自分の企画に合ったサイトを選ぶことが大事です。
ここではクラウドファンディングの代表的な3サイトをご紹介します。
●READY FOR?(レディーフォー)
日本で初めてクラウドファンディングを始めた老舗。
日本最多15万人から23億円以上の支援金を集めているクラウドファンディングサイトです。
社会貢献に関する企画が多いのが特徴です。
●CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
日本最大級のクラウドファンディングサイトです。
膨大な数の多種多様のジャンルの企画が出ています。
●Makuake(マクアケ)
日本では後発のクラウドファンディングサイトですが、ジャンルを問わない新しい企画が多く、数千万円という高額企画の成功例もあります。
まとめ
こんな面白いアイディアがある、どうしても実現したい夢がある。
でもお金がないからできないと諦めていた人に、是非とも活用してほしいのがクラウドファンディングです。
多くの支援者が集まれば一気に起業することも可能ですし、副業してやっていくことも可能。
夢の実現にクラウドファンディングを活用しましょう!