雪の立ち往生対策 タイヤ滑り止めカバー&スプレーチェーン

積雪の車の立ち往生に罰金



積雪の車の立ち往生に罰金か!?

11月24日、東京都心で初雪を観測、11月中に東京都心で降雪が観測されたのは実に54年ぶりの珍事です。
さらに積雪が観測されたのは、1961年以降で初めてのことです。

まさかの11月中の積雪、しかも前日23日は祭日ということもあり、泊りがけで行楽に行っていた人達など、各地でスリップ事故や道路上での立ち往生が多発しました。

国土交通省がまとめたデータによると、2015年度に国が管理する国道で立ち往生があったのは547件で、雪で立ち往生した車のうち、タイヤにチェーンを装着していた車はわずか8%、チェーン未装着が92%でした。
さらにチェーン未装着車のうち25%がノーマルタイヤの車でした。

国土交通省は11月22日、積雪時に幹線道路で立ち往生の原因をつくった車に対して、罰金を科す方向で検討を始めました。

国道などで車の立ち往生が起こると、それが原因となって大規模の渋滞が発生するケースが多発し、その結果除雪作業の妨げにもなるなど問題となっていました。

国土交通省は、今後チェーン装着を促進していき、道路法で罰則を規定する方針で、来冬以降の実施を目指しています。

つまり、これからは積雪に対して車を運転する場合は、しっかりとした対策をしていないと、罰金等の罰則を科されることになるということです。

そこで、急な積雪などタイヤごと取りかえることが不可能の場合でも、対応できる商品をご紹介します。

例えば、泊りがけで車で遊びに行く場合、いくら雪が降りそうだからと車にタイヤを4本積むのは無理ですし、かといって降るかどうかも分からないのに出発前にタイヤを交換するのも手間がかかる。

また、タイヤチェーンは装着するのが面倒な上に、走行中にジャラジャラ、ガリガリうるさいから嫌という人向けに、予想外の積雪に対応する布製タイヤ滑り止めカバーとタイヤグリップスプレーをご紹介します。



布製タイヤ滑り止めカバー

一昔前までは、雪道での滑り止めなら、金属チェーンとスタッドレスタイヤでしたが、近年は金属製以外にもゴム製のタイヤチェーンが発売されるようになりました。
そして、今注目なのが布製のタイヤ滑り止めカバーです。

布製タイヤ滑り止めカバーのメリットは、とにかく軽量で収納に幅を取らないこと、そして装着が簡単なことです。

●SNOWTEX(スノーテックス) 雪道走行用 布製タイヤ滑り止めカバー

SNOWTEX(スノーテックス) 雪道走行用 布製タイヤ滑り止めカバー
SNOWTEX(スノーテックス) 雪道走行用 布製タイヤ滑り止めカバー 3125

素材は日本で開発された特殊繊維。
特許のウエーブカットでタイヤにジャストフィットし、リボン状のストッパーで走行中の巻き込みをしっかりと防ぎます。

布製のタイヤカバーで本当に雪道で滑らないの?
そんな疑問を持つ人もいるでしょうが、雪道でもしっかりグリップしてくれます。

スプレー式タイヤチェーン

スプレー式タイヤチェーンとは、タイヤの道路接地面にスプレーを噴射することで、タイヤのグリップ性を向上させる商品のことです。

●スプレーdeタイヤチェーン SNOW-GRIP

スプレーdeタイヤチェーン SNOW-GRIP
スプレー式タイヤチェーン(正規品)

スプレーするだけで普通のノーマルタイヤが雪用タイヤに変身。

ノーマルタイヤにスプレーすると、それだけでタイヤと路面との摩擦力が300%UPします。
世界の積雪地のノルウエーで開発され評価を得た商品です。

大雪では効果はあまり期待できませんが、多少の雪ならしっかりグリップしてくれます。
缶1本で十分なので、ダッシュボードの中に1本入れておくだけで、突然の積雪にも安心です。

まとめ

積雪対策には様々あります。
その中から、「安価、軽量、グリップ力」、この3拍子揃った雪道対策用商品をご紹介しました。

ここでご紹介した商品は車に積むのに場所をとらないので、冬場に車で外出する場合には想定外の積雪に備えて車に載せておくといいでしょう。