自治体は一般家庭から出るごみを減らすために補助金を出している
各自治体は、一般家庭から出るごみを減らすための対策を行っています。
一般家庭からでる燃えるごみの約半分が生ごみです。
そこで、自治体では生ごみを減らすために補助金を出しています。
具体的には、生ごみ処理機を購入すると、購入補助金が支払われるのです。
生ごみ処理機とは、生ごみを処理して肥料としてリサイクルできるもので、生ごみ処理機でできた肥料は、家庭菜園やガーデニングなどにそのまま使うことができます。
補助金の金額ですが、生ごみ処理機のタイプによって異なります。
購入金額が高額になればなるほど補助金も高くなり、上限が2~3万円程度です。
ただし中には、山梨県甲府市のように、補助金の上限金額が5万円という自治体もありますので、生ごみ処理機を購入する際は自治体に問い合わせるといいでしょう。
補助金の対象になる生ごみ処理機は以下の通りです。
補助金の対象になる生ごみ処理機
・コンポスト容器:補助金2,000~5,000円程度
地面に置いて土にいる微生物によって生ごみを分解する方式。
・EMぼかし容器:補助金2,000~5,000円程度
EMぼかし菌によって生ごみを発酵させる方式。
・バイオ式:補助金2万円~
微生物によって生ごみを発酵させる方式。
・乾燥式:補助金2万円~
生ごみを粉砕・分解し乾燥させることでごみの量を減らす方式
補助金支給の流れ
生ごみ処理機を購入する際に補助金をもらうためには、当然手続きが必要です。
自治体により2つの手続き方法があります。
・事前申請の必要がある場合
自治体や指定販売店で指定用紙に必要事項を記入して申請する
↓
補助金の金額分の引換券が自宅に送付されるか、引換券を窓口でもらう
↓
指定販売店で引換券を使って生ごみ処理機を購入する
・事前申請の必要がない場合
領収書と申込書を自治体に申請する
↓
自治体で審査の上、申請者の口座に補助金が振り込まれる
申請方法は、事前申請の必要がある自治体と、購入後の申請でいい自治体がありますので要注意です。
事前申請の必要がある自治体で、生ごみ処理機を購入してしまった後に申請しても、補助金はもらえませんので、自分の住所の自治体で事前に確認することが大切です。
また、生ごみ処理機の購入が市内の店舗に限定されている場合もあり、その場合は市外で購入してしまって購入後に申請しても補助金はもらえませんので、必ずチェックが必要です。
まとめ
家庭菜園やガーデニングをしているご家庭なら、生ごみを処理することで肥料として転用できる生ごみ処理機購入は節約になりますし、ごみ削減にもなり一石二鳥です。
自治体から補助金が出ますので、一度確認してみましょう。