家電処分は費用がかかる
近年「終活」ブームで、高齢者が自分が生きているうち、預貯金・株券やその他高価 品物等の財産を整理することや、身の回りの様々な品物を身辺整理することが一般的になってきています。
また、既に亡くなってしまった家族の遺品整理をするケースもありますし、単に流行の「断捨離」で身辺整理する場合もあるでしょう。
不要になった品物、特に家電を整理・処分する時に、片っ端から捨ててしまうのはちょっと待って下さい。
無料で処分できるならまだマイナスにならないからいいですが、現在は家電を処分する場合には家電リサイクル法によって処分費用を支払って引き取ってもらわなければいけませんし、2013年4月からはカメラや携帯電話などの小型家電も家電リサイクル法が適用され、処分するにはお金を支払わなければいけなくなりました。
昭和家電が人気になっている
部屋や倉庫に眠っている家電を処分するなら、お金を払って処分してもらうのはやめましょう。
何故なら、今は「昭和家電」「レトロ家電」が人気だからです。
昭和レトロが好きで、個人でインテリアとして購入する人が増えていますし、古民家をテーマにした店舗のインテリアや、映画・ドラマの小道具などの需要もあります。
そこで、行政にリサイクル料金を払って処分してもらう前に、古物店に売れるかどうか、買い取ってくれるかどうか見積もりをしてもらうことをおすすめします。
もっと高く売りたいと思うなら、骨董市やレトロマーケットといった専門のフリマに出品することです。
通常のフリマで売るのはやめましょう。
昭和家電、レトロ家電は、普通のフリマで売るよりも骨董市やレトロマーケットといった専門のフリマで売ったほうが2~5倍の値段で売れるからです。
特に人気のレトロ家電は、黒電話、3枚羽の扇風機、フィルムカメラ等です。
大まかな相場は以下の通りです。
・黒電話4号:10,000円~
・ナショナル 3枚羽扇風機:3,000円~
・ソニー・サンヨー ラジカセ 5,000円~
捨てるしかないと思っていた古い家電が高価で売れる時代なのです。
そこでおすすめなのが「有明レトロフェスティバル」です。
●有明レトロフェスティバル
http://www.mihonichi.com/ariakeretro.html
「有明レトロフェスティバル」は、東京・有明で毎月開催されている昭和レトロをテーマにしたフリーマーケットです。
なお、冬季の12月~2月は開催されていません。
出店料が8,000円(駐車代含)かかります。
出店したいときには、公式サイトから申し込みできます。
まとめ
古い家電、昭和家電を処分する場合、お金を払ってまで処分するのはもったいないです。
レトロマーケットで売れば、驚くような高価な値段で売れる場合があります。
また、ヤフオク!などに出品するのもいいでしょう。
いずれにしてもお金を払って処分する前に、売れるかどうか確認しましょう。