引っ越しするなら特定優良賃貸住宅 優良物件が6割の家賃で借りることができる!

特定優良賃貸住宅 優良物件が6割の家賃で借りることができる




賃貸のマンションやアパート、一戸建てなどに引っ越しをする場合、最も気になるのは「家賃」です。
なるべく条件が良くてなるべく家賃が安い物件に住みたい、誰でもそう思うわけですが、条件が良ければ家賃も高くなるのが当たり前で、そうなるとどこかで妥協するしかないのが普通です。

希望条件を下げるか、家賃の上限を上げるか・・・
しかし、ある条件を満たせば、条件が良い優良物件が通常の約6割の家賃で借りることができる裏技があります。

それが「特定優良賃貸住宅」です。

特定優良賃貸住宅とは?

「特定優良賃貸住宅」をご存じでしょうか?

特定優良賃貸住宅とは、国や都道府県などの地方公共団体が認定する中堅所得者向けに提供されている良質な賃貸住宅のことです。
略して「特優賃」とも言います。

地方自治体が家賃の一部を補助することで、入居者の負担が軽くなるというメリットがあります。

条件が悪い物件を安く借りることができるのなら分かりますし普通ですが、特定優良賃貸住宅は条件が良い優良物件を格安で借りることができるのです。

ただし、条件があります。
誰でもが特定優良賃貸住宅を借りることができるのではなく、対象は「中堅所得層」です。
中堅所得層とは、国民全体の所得層の中で下限25%を超えて50%以下にある世帯のことです。
この中堅所得層に入っているなら、条件が良い優良物件を格安で賃貸することができます。

家のサイズは2LDK~3LDKなどのファミリー向けが中心で、設備が充実した賃貸物件が多いのが特徴になっています。

なお、所得層が下限25%以下の世帯の場合は、「公的住宅」を利用できるようになります。



特定優良賃貸住宅のメリット

特定優良賃貸住宅には、実に多くのメリットがあります。
順に見ていきます。

1,家賃補助がある

特定優良賃貸住宅は、入居する世帯の所得額に応じて、家賃の一部を国と地方自治体が補助してくれます。

しかもその補助してくれる金額が高く、2~4割程度の金額の補助がありますから、物件によっては通常の家賃の6割程度で賃貸することができます。

助期間はなんと最長20年間です。

2,敷金・礼金・仲介手数料・更新料がない

敷金3か月分、礼金、仲介手数料、更新料が一切かかりません。
これは大きいです。

3,広く設備が充実した物件

専有面積は原則として65㎡以上と広く、バリアフリー仕様などの公的建築条件をクリアし、設備も充実して物件です。

4,駐車場付

原則として敷地内に1家1台分の駐車場があります。

まとめ

所得額などの条件はあるものの、条件をクリアしているなら、是非とも利用したサービスです。

賃貸物件を借りる場合、これだけメリットが多いのは他にはないでしょう。

引っ越しの予定があるなら、特定優良賃貸住宅を選択肢に入れて考えましょう。