神社の正しい参拝方法 お参りのマナーを知ってご利益をもらおう

神社の正しい参拝方法 お参りのマナーを知ってご利益をもらおう



お金持ちほど神社に参拝する

正月に神社仏閣に初詣に行くのは、日本では古くからの年中行事の一つです。
1年の感謝を捧げる、新年の無事と平安を願うもので、初参りとも言います。

2014年の初詣参拝者数ランキングは以下の通りです。

1位:明治神宮(東京都)約316万人
2位:成田山新勝寺(千葉県)約305万人
3位:川崎大師 平間寺(神奈川県)約302万人
4位:浅草寺(東京都)約283万人
5位:鶴岡八幡宮(神奈川県)約250万人
6位:住吉大社(大阪府)約236万人
7位:熱田神宮(愛知県)約230万人
8位:氷川神社(埼玉県)約215万人
9位:太宰府天満宮(福岡県)約200万人
10位:生田神社(兵庫県)約152万人

また、初詣以外でも通年で神社に参拝する人も多いと思いますが、神社の参拝方法のマナー、常識を知らないという人をよく見かけます。

神社に年2回以上参拝する人は成功しやすいというデータがあります。
しかし、せっかく神社に参拝しても、そのやり方、参拝方法が間違っていれば効果は半減か、逆効果になりかねません。
そこで、神社の参拝方法の基本的なことをご紹介させて頂きたいと思います。



1,一礼し参道の端を歩く

神社参拝 一礼し参道の端を歩く

まず神域に入る際、鳥居の前で軽く一礼しましょう。

鳥居は神社の門のようなものですから、『これから神社に参拝させて頂きます』という気持ちで一礼します。

なお、参拝が終わり神社を後にする際も同様で、鳥居を出たら軽く一礼するようにしましょう。

鳥居をくぐり参道を歩くときの注意点としては、真ん中は神様の通る場所なので避けて端を歩くようにします。

左右の決まりはありませんので、真ん中でなければ大丈夫です。

2,手と口をすすぐ

神社参拝 手と口をすすぐ

多くの神社では拝殿の前に手水舎がありますので、参拝前には必ず手と口をすすぎ清めるようにします。

手と口をすすいだら、最後に次に使う人のために柄杓そのものも水で流して綺麗にしましょう。

3,お賽銭を入れる

神社参拝 お賽銭を入れる

拝殿前にきたら、参道を歩く場合と同じで真ん中は神様の通り道なので少し横によけるようにします。
そして賽銭箱にお賽銭を入れます。
金額に決まりはありません。

注意点としては、お賽銭を投げて入れる人が多いですが、投げ入れるのではなく静かに賽銭箱に入れるようにしましょう。

4,参拝するときは、二拝二拍手一礼

神社参拝 参拝するときは、二拝二拍手一礼

お賽銭を入れて鈴を鳴らします。
鈴は邪気を払って、神様に自分が来たことを気づいてもらうために鳴らします。

神社のお参りは「二拝二拍手一礼」が原則です。
※神社によっては異なる場合がありますので、その神社の作法に従います。

お参りが終わったら、最後に軽く一礼して拝殿を去るようにしましょう。

5,祈願の仕方

神社参拝 祈願の仕方

お参りをする際に、まず自分の名前と住所を心の中で神様に伝えます。

次に日頃の感謝を神様に述べる、これが最も大切なことです。
感謝もせずに、あれこれお願い事ばかりするのは神様に失礼です。
日頃の感謝、参拝に来れたことのお礼をしましょう。

最後にお願い事、祈願をしますが、ただ単にあれして下さいこれして下さいというお願い事をするだけでなく、『自分自身も頑張るのでどうぞお力を下さい』という”誓う”形に祈願するのが、神社参拝のポイントです。

まとめ

神社参拝には、正しい方法、マナーがあります。
大前提として、神様に失礼がないようにすることが最も重要なことです。

神社参拝のマナーをしっかりマスターし、正しく神様に祈ってご利益を頂きましょう!