タンス貯金が増えている
日本銀行が12月19日に「2016年7~9月の資金循環統計(速報)」を発表しました。
この報告によると、個人(家計部門)の金融資産の残高が9月末で前年同期比0.6%増の1752兆円で、そのうち現金は同4.8%増の78兆円もあり、この増加率は19四半期連続で増えている結果になっています。
つまり、日本ではタンス貯金(タンス預金)が年々増え続けているということになります。
その原因は、長引く低金利によって資産運用が難しく、お金を銀行などの金融機関に預けても利息が増えないからと見られています。
政府は「貯蓄から投資へ」という方針で環境作りを進めていますが、魅力的な資産運用先がない上に、年金制度などの社会保障の不安などから投資するという気持ちにならないのが現状です。
しかしながらタンス貯金には、盗難という最大のリスクがあります。
せっかくコツコツ貯めたタンス貯金を、盗まれてしまったら元も子もありません。
タンス貯金を守るために最もおすすめなのは「防盗金庫」です。
防盗金庫の詳細については「資産防衛 タンス預金を守るおすすめ家庭用防盗金庫」をご参照下さい。
では防盗金庫以外に上手いタンス貯金の保管方法はないのか?
タンスの引き出しにそのまま保管するのは、あまりに無防備。
そこで、隠し金庫、ダミー金庫、セーフティーボックスをご紹介します。
万が一泥棒に入られたとしても、お金を見つけるまでに時間がかかればかかるほど盗難リスクが減りますので、見つかりにくくする工夫は大切です。
●セキュリティボックス
セキュリティボックス プライベートロックケース (鍵式) 大事な物を簡単・安全に保管 マイナンバー
置く場所を選ばないコンパクトなサイズの簡易金庫。
ダイヤル式と鍵式の2タイプ。
重量が1㎏弱ですから、簡単に盗まれていまいますが、この商品のポイントは盗難防止用のワイヤーが付いていることで、デスクの脚や柱などに巻きつけることで、セキュリティボックスそのものが盗まれるとことを防げる点です。
●セーフティーボックス 国語辞典版
カール事務器 セーフティーボックス 国語辞典版 SFB-D031
一家に一冊はある国語辞典にカモフラージュしているセーフティーボックス。
きちんと重量感も考慮して作られているので、どこから見ても国語辞典にしか見えないので盲点になりやすいです。
もちろん鍵付です。
●隠し金庫 植木鉢型
本物の植木鉢をそのまま再現したリアルな隠し金庫。
さりげなくリビングや玄関に置いたらリアルさ倍増しますし、まさかここにお金が隠されているとは思わない出来栄えです。
インテリアとしても当然使えます。
●隠し金庫 壁コンセント型
壁のコンセントの奥に埋め込んで設置する隠し金庫です。
防犯対策の隠し金庫として、これほど効果が期待できるものは他にないでしょう。
鍵付ですら2重のセキュリティになっています。
●壁掛け 時計型 隠し金庫
掛け時計の後ろが隠し金庫になっています。
さらに通常の掛け時計として機能しますので便利です。
まとめ
タンス貯金をどう守るか?
これはとても重要な資産防衛術になります。
タンス貯金・ヘソクリは、1か所にまとめるより幾つかの場所に保管するのがいいですし、簡単に見つからない場所や見つかりにくい方法で保管する工夫が大切になります。
隠し金庫、ダミー金庫を賢く利用しましょう。