さっぽろ雪まつりとは
さっぽろ雪まつり(Sapporo Snow Festival)は、毎年2月上旬に北海道札幌市内の大通公園を中心にその他複数の会場で開催される雪と氷の祭典イベントです。
●さっぽろ雪まつり公式サイト
http://www.snowfes.com/
その始まりは、1950年に地元の中・高校生が6つの雪像を大通公園に設置したことがきっかけに始まりました。
雪像の展示だけではなく、雪合戦やカーニバル等を合わせて開催され、約5万人の人出がありました。
その後、毎年開催されることになり、今では札幌の冬の行事として市民に深く定着し、来場者数は200万人を超える北海道最大規模のイベントの一つになりました。
運営は、札幌市や札幌商工会議所、その他市内の企業や団体などから構成される「さっぽろ雪まつり実行委員会」。
ちなみに、札幌雪祭り、札幌雪まつり、さっぽろ雪祭りなど、色々と名称に関しての漢字ひらがなの表記がありますが、正式名称は「さっぽろ雪まつり」です。
この名称は、市民に親しまれる名称で簡明なものがよいということから、「雪」以外はひらがなの「さっぽろ雪まつり」の名称に決まりました。
2017年 第68回さっぽろ雪まつり 概要
●大通会場
場所: 大通公園 西1丁目~西12丁目
開催期間:2017年2月6日(月)~2月12日(日)
開催時間:いつでもご覧いただけます(ライトアップは22:00まで)
交通機関:地下鉄南北線、東西線、東豊線で大通駅下車すぐ
●つどーむ会場
場所: 札幌市スポーツ交流施設 コミュニティドーム(愛称:つどーむ) 札幌市東区栄町885番地1
開催期間:2017年2月1日(水)~2月12日(日)
開催時間:9:00~17:00
交通機関:地下鉄東豊線栄町駅より徒歩15分。その他市内各所からシャトルバス運行
●すすきの会場
場所:南4条通りから南7条通りまでの西4丁目線(駅前通り)市道
開催期間:2017年2月6日(月)~2月12日(日)
開催時間:いつでもご覧いただけます(ライトアップは23:00まで。※最終日は22:00まで)
交通機関:地下鉄南北線すすきの駅下車すぐ
●入場料
全会場無料
さっぽろ雪まつりの穴場の見どころとイベント
さっぽろ雪まつりといえば、やっぱり最大の見どころはバラエティに富んだ「雪像」の数々です。
雪像は毎年異なり、その年の世相や流行を反映していて、3会場合わせて約200体の雪像・氷像が展示されます。
そしてその雪像を使ったプロジェクションマッピングや、夜のライトアップした雪像も大人気です。
では、雪像を見る以外の穴場のようなスポットや意外な見どころはないのでしょうか?
幾つかご紹介します。
●雪像破壊
昼の雪像、夜のライトアップされた雪像、さらにプロジェクションマッピングされた雪像など、さっぽろ雪まつりは雪像をいかに楽しむかが最大のポイントですが、多くの観光客はさっぽろ雪まつり期間中に雪像を見て楽しんで終わりという人が多いのですが、実は開催期間が終わった翌日にもう一つの見どころ、イベントがあるのです。
それが「雪像破壊」です。
雪像破壊とは、雪像や氷像を壊し解体する作業のことです。
雪まつりが終わった翌日早朝から、約200ある雪像・氷像をブルトーザーやショベルカーを使って破壊していきます。
これが実にダイナミックなのです。
また、何週間もかけて作った雪像を短時間で壊してしまう、言ってみれば「滅びの美学」を感じさせる儚さがあり、さっぽろ雪まつりの穴場の観光ポイントです。
なお、雪像破壊は早朝から始まり昼頃にはだいたい終わってしまいますので、時間にご注意下さい。
雪像破壊が、さっぽろ雪まつりの一番の穴場イベントです。
●雪のすべり台
普通に雪像を見て終わりでは、せっかく札幌まで来たのにもったいないです。
さっぽろ雪まつりは、遊ぶエリア、遊ぶスポットが用意されています。
子供連れにおすすめなのが、第2会場のつどーむ会場にある雪のすべり台です。
もちろん子供だけではなく、大人もすべることができます。
すべり台以外にもスノーモービルで引っ張るスノーラフトなど、つどーむ会場は体験型のイベントがメインの会場となっていて、体を使って楽しむことができますので是非行ってみて下さい。
●雪像制作
徳島の阿波踊り歌の出だしに「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」とありますが、どうせ祭りに参加するならただ見ているだけではなく参加しちゃおう、という意味ですが、さっぽろ雪まつりもただ雪像を見るだけではなく、自分で雪像を作ることもできるのです。
毎年11月から公募され、倍率は例年約5・6倍と狭き門ですが、晴れて選ばれると雪像を作り展示されます。
雪像を作ってみたいと思ったら、チャレンジしてみるのも面白いでしょう。
詳細は下記ページをご覧下さい。
http://www.snowfes.com/entry/e_sculp.html
●北海道 食の広場
北海道に観光に行くなら、やっぱりグルメは欠かせませんよね。
さっぽろ雪まつりのおすすめグルメは、大通会場の真ん中の6丁目エリアに2007年から開催されている「北海道 食の広場」が一押しです。
ここはお祭りにある屋台ではなく、公募制で選ばれた北海道各地の美味しいものが厳選されたエリアになっていますので、あちこち行かなくてもここに行けば北海道のグルメを満喫できます。
●お土産
せっかく北海道に遊びに行ったのなら、お土産を買って帰りたいですよね。
そこでおすすめのお土産をご紹介します。
・キャラクターグッズ
キーホルダー、ぬいぐるみ、メモリアル バッジなどのキャラクターグッズがあります。
キヨスク、デパート、空港の売店など売られています。
・ラーメン
札幌の名物グルメと言えばなんといっても札幌ラーメンです。
塩味、醤油味、味噌味の3種類があります
デパートや空港売店で売られています。
まとめ
北海道の冬の一大イベントのさっぽろ雪まつり。
冬や雪、寒さを楽しむことができる最高のお祭りです。
是非、冬の北海道を楽しみましょう。
最後になりますが、さっぽろ雪まつりに行くなら防寒対策をバッチリしてから行って下さいね。
冬の北海道の外は寒いです!