回転寿司で一般化している代用魚
回転寿司の進化が止まりません。
数ヶ月ぶりに行くとシステムや設備、そしてメニューまでまるっきり変わっていることがあり、その進化具合にビックリします。
特に最近は、寿司以外のサブメニューの充実ぶりも注目されています。
回転寿司は「安くて美味い」ということが売りですが、実は安くするために代用魚(だいようぎょ)が使われることが一般化しています。
代用魚とは、日本で古くから食用に使われていた魚介類の代わりに使う、近年利用されている魚介類のことです。
代替魚(だいたいぎょ)とも呼ばれることもあります。
代用魚は高級魚への代用として使われますが、一匹まるまるだと似ても似つかぬ魚でも一旦切り身になると、見た目も味も本物ととても似ているものが多く、安い店では頻繁に使われているのが実情です。
「マグロ」の代用魚の「アロツナス」「アカマンボウ」、「タイ」の代用魚の「ナイルテラピア」、「ひらめのエンガワ」の代用魚の「オヒョウ」、「アワビ」の代用魚の「ロコガイ」等々・・・
人工イクラ
高級ネタの定番といえばやっぱり「イクラ」でしょう。
ですが、実は回転寿司で回っているイクラの中には偽物もあるのです。
もちろんほとんどは本物ですが、店によっては「イクラ」と明記せずに偽物のイクラが回っている場合があるので要注意です。
ただ残念なことに素人では、イクラの真贋を見分けることはなかなか難しいです。
偽物のイクラとは「人口イクラ」のことです。
人工イクラは、鮭の卵である本物のイクラとはまで違って、錠剤のカプセルを応用した人造のイクラです。
イクラが本物か偽物か見分ける方法
しかし、ある簡単な方法でそのイクラが本物か偽物か瞬時に調べることができます。
それが、お茶(あがり)を使う方法です。
回転寿司店にはもれなくお茶があります。
多くの店ではセルフサービスで自分でお湯を入れ粉末やパックのお茶を入れて飲むシステムになっていますが、そのお茶を使います。もちろんお茶を入れていないお湯の状態でもOKです。
熱いお茶(お湯)にイクラを一粒入れます。
すると本物のイクラはお茶(お湯)に入れると赤色から白く変色します。
一方偽物の人工イクラは白く変色しません。
まとめ
本物と偽物はその違いが一目瞭然ですから、イクラと思って食べたけれど『もしかしたらこれは偽物じゃないか?』と疑問に思ったら、是非試してみて下さい。
とても簡単ですし、数秒で結果が出ますのでおすすめの方法です。