留守宅の空き巣対策 泥棒から家を守る自分でできるホームセキュリティ

留守宅の空き巣対策 侵入窃盗から家を守る自分でできるホームセキュリティ



年末年始は空き巣が増える

日本は世界的にも驚くほど治安が良い国です。
しかし、年末年始は帰省したり海外旅行に行くなどして家を留守にするご家庭が多く、どうしても留守宅を狙った空き巣(侵入窃盗)が増えます。

11月から翌年の1月にかけてが、空き巣の認知件数が増えるシーズンです。

そこで、空き巣や強盗などから家を守る、いわゆる「ホームセキュリティ」の7つの基本的なポイントをご紹介させて頂きます。

●窓から入られない工夫をする

空き巣、強盗の侵入箇所として最も多いのが窓です。

警視庁の「平成27年中の住宅対象侵入窃盗の発生状況」データによると、縁側・ベランダ・居室等の「窓」からの侵入が60.1%で最も多い結果になりました。

そこで、窓から入られない工夫をすることがとても大事です。
具体的には次のようなことがあげられます。

・窓に格子を付ける
・鉄線入りのサッシにする
・防犯フィルムを付ける
・補助錠を付ける
・警報器を設置する

●家の鍵は常にかけるようにする

空き巣や強盗というと窓から侵入するというイメージがありますが、警視庁の「平成27年中の住宅対象侵入窃盗の発生状況」データによると、玄関等の出入口からの侵入が39.9%と窓の次に高い結果となっています。

空き巣の侵入手口の第1位は「無施錠」で、第2位が「窓破り」です。
ですから、鍵をかけないのは論外として、鍵を閉め忘れないようにに注意することが大切です。

そこで、外出時はもちろん、在宅中も玄関の鍵はかけるようにしましょう。
「鍵をかける」ことは絶対必須と言えるでしょう。

●玄関の鍵は2個以上にする

玄関の鍵は1個だけではなく、できれば2個以上にしましょう。

それも違う種類の鍵にすることが大切です。
鍵の場所は下よりも上がベストです。
鍵が下だと泥棒が鍵を開けるときにかがんでしまい外から見えにくくなるからです。

空き巣は家に入るのに手間取ることを嫌います。
2個以上の鍵があると、鍵を開けて入るのに時間がかかりますので、空き巣、強盗に被害に遭う確率は低くなります。

●留守なことが分からないようにする

旅行や出張などで家を長期間留守にする場合、新聞の定期購読をしているとポストに新聞が溢れてしまいます。
それは「この家は留守ですよ」と言っているようなもので、外から見て家に人がいないことが分かってしまいます。
そこで、事前に新聞の配達所に連絡し、新聞を止めてもらうようにしましょう。

可能なら、郵便局にも連絡し、郵便物の配達を止めるとなお良いでしょう。

そしてSNS全盛の今、考えなければいけないことが、ツイッター、ブログ、フェイスブックなどで、家を留守にすることをつぶやかない、書き込まないことです。
気軽に『明日からアメリカに1週間旅行に行ってきまーす!』などと書いてしまえば、泥棒に1週間も空き巣強盗のチャンスを与えることになりますから注意が必要です。



●防犯カメラ、センサーライトを設置する

防犯カメラが設置されている家は、防犯意識が高い家ということで、空き巣、強盗は敬遠します。
防犯カメラを設置することも検討するといいでしょう。

ダミーの防犯カメラも売られていますが、コードがないタイプやコードが途中までのダミー防犯カメラは、プロの泥棒は一発で見抜きますから効果はほとんどありません。
必ず本物の防犯カメラにしましょう。

夜は不審者が活発に活動する時間帯です。
そこで、センサー付ライトを設置し、人が家の近くにくると自動的にライトが灯るようにします。
センサーライトが点灯すると、急に明るくなると目立ちます。
泥棒は目立つことを嫌うので、明るくなるだけでも効果があります。

●音が鳴る砂利を敷く

泥棒の侵入箇所として最も多いのが、縁側・ベランダ・居室等の「窓」からの侵入です。

そこで、庭先に音が鳴る砂利を敷くのが効果的です。
何故なら、泥棒は音を嫌うからです。
窓からの侵入を防ぐ効果が高いのが、音が鳴るようにすることです。

●ホームセキュリティを導入する

お金の面がクリアできるなら、警備会社と契約し、ホームセキュリティを導入するのがおすすめです。

最もおすすめな警備会社は、やっぱり信頼性が高い契約件数NO,1の「セコム」でしょう。




セコム以外のホームセキュリティを検討してみたいなら、無料でホームセキュリティ比較ができる↓このサイトを利用するといいでしょう。



まとめ

「昨日大丈夫だったから今日大丈夫」という保証はありません。

備えあれば憂いなしです。
後悔する前に準備をしましょう。